味噌汁から始めるダンナごはん
「オレも料理始めてみようと思うんだけど」
(もしくは、「ダンナに始めさせたいんだけどw」)、
と最近聞いてもらえることがあるので、「何から始めるのが良いのか」ちょっと考えてみました。
自分自身は村上春樹の小説でスパゲッティを茹でている描写に憧れて、パスタ類から作り始めたクチなので、リビドーに任せて取り掛かるのもオススメではあるのですが、そういった明確なイメージがない場合は、「味噌汁」から始めてみるのも良いかと思います。
■「味噌汁」の利点。
- 味噌汁と白飯があれば何となく和定食のベースができる。それに納豆や生卵をつけるだけで、立派な食事に。
(それに焼き魚があれば、もう定食です) - 野菜を煮る時間の感覚が身に付く。葉物はすぐ通るな、根菜類は時間が掛かるな、等。
- 分量の感覚が身に付く。味噌汁の椀はおよそ200ccで、つまり1カップに相当(なので、スープ類は1人前1カップ作ればOK、といった感じで理解が進む)。味噌は1人前大さじ1が目安。
- 出汁を理解できる。「出汁をとる」ってスゴくハードルが高そうに聞こえるのが、いざやってみると簡単だと思えるようになる。(だし顆粒やだしパックを入れるだけなんだ!)
- 他のおかずを作れるようになってきたとき、冷蔵庫に中途半端に余ってくる「野菜の切れ端」の有効活用先となる。
- 何より、カンタン、おいしい、ヘルシー。
・・・といったように、様々なメリットがあると思います。さあ、「味噌汁」から始めてみては(勧めてみては)如何でしょうか?